- 高密度タイプの光接続箱の特徴と使い方が分かる
- 設置やメンテナンスのポイントを詳しく解説
- よくある質問に答え、選び方の参考になる
高密度タイプ光接続箱の基本構造と特徴
光接続箱は、通信インフラの中核を担う重要な設備です。特に高密度タイプは、多数の光ファイバーを効率よく接続・管理できることが求められます。このタイプの光接続箱は、限られたスペースに多くの接続ポイントを設けられるため、通信事業者や大規模施設での利用に適しています。
今回紹介する高密度タイプの光接続箱は、接続数が880と非常に多く、クランプ数7、融着段数11、アダプタ段数44を備えています。これにより、多様な光ファイバーの接続ニーズに対応可能です。サイズはヨコ800mm、タテ1900mm、フカサ400mmと自立型の大型設置が可能な設計となっています。
前面引き出し式のアダプタユニットと融着ユニットを採用しているため、配線作業や保守管理が非常にスムーズに行えます。特にアダプタユニットは引き出し時に傾斜する構造なので、配線作業の視認性と操作性が向上しています。
さらに、コネクタ接続部はSCコネクタのアダプタを使用し、シングルモード・マルチモード双方に対応可能です。割りスリーブにはジルコニアセラミック製を採用し、耐久性と安定性を確保しています。
- 高密度接続でスペース効率が良い
- 前面作業でメンテナンスが簡単
- シングルモード・マルチモード兼用で汎用性が高い
このように、設計段階から使いやすさと耐久性を追求した光接続箱は、通信設備の信頼性向上に役立ちます。
設置環境と設置時の注意点
高密度タイプの光接続箱は大型で重量も約220kgと重いため、設置環境の選定が重要です。設置場所は水平で安定した床面が求められ、振動や衝撃の少ない場所を選ぶことが推奨されます。
また、設置スペースは本体のサイズに加え、前面の作業スペースを確保する必要があります。前面引き出し式のユニットを操作するために、少なくとも1メートル以上の空間を確保すると良いでしょう。
設置時には以下のポイントを押さえてください。
- 設置場所の寸法と重量制限の確認
- 周囲の温湿度管理が可能な環境であること
- 電気配線や他設備との干渉がないかの確認
- アクセスのしやすさを考慮した配置
このような準備を怠ると、後のメンテナンスや配線作業に支障が出る恐れがあります。設置作業は専門業者に依頼するのが安心です。

設置スペースの確保が意外と重要なんだな
前面引き出し式ユニットの操作性とメンテナンス性
この光接続箱の最大の特徴の一つは、前面引き出し式のアダプタユニットと融着ユニットです。これにより、配線作業や点検時のアクセスが非常に楽になります。特にアダプタユニットは引き出すと傾斜する設計で、ケーブルの取り回しがしやすくなっています。
メンテナンス時には、ユニットを引き出して内部の接続状態を確認しやすいため、作業効率が上がります。また、前面作業が可能なので、背面に回り込む必要がなく、狭い設置環境でも作業がしやすいのが魅力です。
さらに、ユニットの引き出しはスムーズで、耐久性も考慮された設計なので長期間の使用にも耐えられます。定期的な点検や配線変更もストレスなく行えます。
- 引き出し時の傾斜で作業が楽に
- 前面作業で狭い場所でも対応可能
- 耐久性の高い引き出し機構
これにより、保守担当者の負担軽減と作業時間の短縮が期待できます。

これなら配線作業もはかどりそうね
シングルモード・マルチモード対応の利便性
この光接続箱は、シングルモードとマルチモードの両方に対応している点が大きな魅力です。これにより、様々な通信環境や用途に柔軟に対応できるため、将来的な設備変更や拡張にも対応しやすくなっています。
シングルモードは長距離伝送に適しており、マルチモードは比較的短距離での高速通信に向いています。両方に対応することで、どちらのタイプの光ファイバーでも接続が可能となり、設備の汎用性が高まります。
また、コネクタ部にはSCコネクタを採用し、信頼性の高い接続が可能です。割りスリーブにはジルコニアセラミック製を使い、耐摩耗性や耐熱性に優れています。これにより、長期間安定した接続状態を維持できます。
- 多様な光ファイバーに対応可能
- 将来的な設備変更に柔軟に対応
- 高耐久性の割りスリーブで安定接続
このような特徴は、通信事業者や大規模施設のネットワーク構築において大いに役立つでしょう。
価格とコストパフォーマンスの考察
この高密度タイプの光接続箱は価格が約328万円と高額ですが、その分の価値を十分に感じられる設計と性能が備わっています。多くの接続数と高い耐久性、メンテナンスのしやすさを考慮すると、長期的な運用コストの削減にもつながります。
初期投資は大きいものの、以下のようなメリットが期待できます。
- 配線作業や保守管理の効率化による人件費削減
- 高品質な部品による故障リスクの低減
- 将来的な設備拡張や変更に柔軟に対応可能
特に大規模な通信設備やデータセンターなどでの導入を検討している場合は、信頼性と作業効率の向上が重要なポイントとなります。価格だけでなく、トータルでのコストパフォーマンスを考えることが大切です。
よくある質問(FAQ)
ここでは、このタイプの光接続箱に関してよく寄せられる質問とその回答をまとめました。
| 質問 | 回答 |
|---|---|
| 代金引換は利用できますか? | いいえ、メーカー直送のため代金引換はご利用いただけません。カードまたは銀行振込でのお支払いが必要です。 |
| 沖縄や離島への配送は可能ですか? | 申し訳ありませんが、沖縄・離島への販売は承っておりません。 |
| 設置に専門知識は必要ですか? | 設置は重量があり大型のため、専門業者に依頼することをおすすめします。 |
| メンテナンスはどのくらいの頻度で行うべきですか? | 環境や使用状況によりますが、定期的な点検を行うことで安定した運用が可能です。 |
まとめ:高密度タイプ光接続箱の選び方と活用法
高密度タイプの光接続箱は、通信インフラの効率化と信頼性向上に欠かせない設備です。今回紹介した製品は、880接続という大容量を持ちつつ、前面引き出し式ユニットによる操作性の良さ、シングルモード・マルチモード両対応の汎用性が大きな特徴です。
設置には十分なスペースと専門的な知識が必要ですが、その分メンテナンスがしやすく、長期間安定した運用が期待できます。価格は高めですが、トータルでのコストパフォーマンスを考えると納得のいく選択肢と言えるでしょう。
通信設備の拡張や更新を検討している方は、こうした高密度タイプの光接続箱を視野に入れてみてはいかがでしょうか。信頼性と使いやすさを兼ね備えた設備が、今後のネットワーク構築を強力にサポートしてくれます。

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