- 水中ポンプの基本的な特徴と選び方が分かる
- このポンプが持つ耐久性やメンテナンス性のポイントを理解できる
- 実際の使用シーンに合わせた使い方や注意点が分かる
水中ポンプの基本的な役割と選び方
水中ポンプは、清水や汚水、排水などを効率よく移動させるための装置です。特に建築現場や工業設備、浄化槽などで活躍しており、用途に応じてさまざまなタイプが存在します。選び方のポイントは、まず用途に合った吐出量や全揚程を確認することです。吐出量は1分間にどれだけの水を移動できるかを示し、全揚程は水をどれだけ高く持ち上げられるかの目安となります。
また、接液部の素材も重要で、錆びにくく耐久性の高いものを選ぶことで長期間安心して使えます。さらに、電源の種類や周波数、口径なども確認しましょう。例えば、三相200Vの電源を使う場合は対応機種を選ぶ必要があります。
このように、用途や設置環境、電源条件を踏まえたうえで選ぶことが大切です。特に排水用として使う場合は、汚れやゴミが混ざることも考慮し、耐久性やメンテナンスのしやすさも重視しましょう。
- 用途に合った吐出量と全揚程の確認
- 接液部の素材の耐久性
- 電源の種類と周波数の適合
- 設置場所の環境を考慮した選択

これなら設置場所にぴったりのポンプが選べそうだ
耐久性に優れた接液部の素材について
水中ポンプの接液部は、直接水や汚水に触れる部分なので、素材の選択が非常に重要です。このポンプはステンレスと樹脂を組み合わせた構造を採用しており、錆びにくく耐久性に優れています。特に汚水や廃水のように腐食性のある液体を扱う場合、金属部分が錆びてしまうと故障の原因になりかねません。
ステンレスは耐腐食性が高く、長期間の使用でも劣化しにくいのが特徴です。樹脂部分は軽量でありながら耐薬品性に優れており、ポンプ全体の耐久性を高めています。これにより、メンテナンスの頻度を減らし、長く安心して使い続けることが可能です。
さらに、接液部の設計も工夫されており、汚れが溜まりにくい形状となっているため、清掃もスムーズに行えます。これらの特徴は、特に工業設備や建築現場など過酷な環境での使用に適しています。
- ステンレスの高い耐腐食性
- 樹脂の耐薬品性と軽量性
- 汚れが溜まりにくい設計
- メンテナンスのしやすさ
新機構による吐出し方向の自由度
このポンプの大きな特徴の一つに、吐出し方向を「垂直」または「水平」に自由に変更できる新機構があります。これにより、設置場所のスペースや配管の状況に合わせて最適な方向に調整できるため、設置の自由度が格段にアップします。
例えば、狭い場所や複雑な配管環境では、吐出し方向を変えられることで配管の取り回しが楽になり、設置作業の効率が上がります。従来のポンプでは固定された方向しか選べなかったため、設置場所に制限があったケースも多いですが、この機能はそうした悩みを解消してくれます。
ただし、1.5kWや2.2kWのモデルではこの機構が搭載されていないため、購入時には注意が必要です。小型モデルであれば、この新機構の恩恵を最大限に活かせます。
- 垂直・水平の吐出し方向を自由に変更可能
- 設置場所に合わせた柔軟な配管が可能
- 設置作業の効率化に貢献
- 一部の大出力モデルは非対応

これなら狭い場所でも無理なく設置できそう
バックプルアウト構造でメンテナンスも簡単
メンテナンスのしやすさは、水中ポンプを長く使ううえで欠かせないポイントです。このポンプはバックプルアウト構造を採用しており、配管を外さずに点検や清掃が可能です。これにより、メンテナンス作業の手間と時間を大幅に削減できます。
具体的には、ポンプ本体を配管から引き抜くだけで内部の点検や部品交換ができるため、現場での作業がスムーズです。特に工場や建築現場など、稼働時間をできるだけ確保したい場所では大きなメリットとなります。
また、メンテナンス頻度が減ることで、トータルの運用コスト削減にもつながります。定期的な点検がしやすいことで、故障の早期発見や部品の寿命管理もしやすくなります。
- 配管を外さずに点検・清掃が可能
- メンテナンス作業の効率化
- 稼働時間の確保に貢献
- 運用コストの削減に期待

これならメンテナンスも苦にならないね
自動焼損防止装置の安心感
電動機に内蔵された自動焼損防止装置は、ポンプの安全運転をサポートする重要な機能です。過負荷や異常な温度上昇を検知すると、自動的に電源を遮断してモーターの焼損を防ぎます。
これにより、万が一のトラブル時にもポンプ本体の損傷を最小限に抑え、修理や交換のコストを削減できます。特に長時間連続運転が求められる現場では、安心して使用できる大きなポイントです。
また、この機能は操作が簡単で、特別な設定や操作を必要としません。設置後は自動的に作動するため、ユーザーは安心して日常の業務に集中できます。
- 過負荷時の自動電源遮断
- モーター焼損の防止
- 長時間運転時の安心感
- 簡単な操作で自動的に機能

安全機能があると安心して使えるね
LLT技術でメカニカルシールの冷却・潤滑性向上
0.25kWから0.75kWのモデルには、LLT(ロングライフテック)技術が採用されています。これは、メカニカルシールの冷却と潤滑性を高める技術で、ポンプの耐久性と性能を向上させる役割を果たします。
メカニカルシールはポンプの重要な部品で、水漏れを防ぐ役割があります。冷却と潤滑が十分でないと、摩耗や故障の原因となるため、LLT技術はその寿命を延ばすために非常に効果的です。
この技術により、メンテナンス間隔が延びるだけでなく、安定した運転が可能になります。特に小型モデルを長期間使いたい方にはうれしいポイントです。
- メカニカルシールの冷却性向上
- 潤滑性の強化で摩耗軽減
- 耐久性の向上とメンテナンス頻度低減
- 安定した運転をサポート

長持ちするってやっぱり大事だよね
実際の使用シーンと注意点
このポンプは、工業設備や建築・土木現場、浄化槽、家庭用の排水処理など幅広い用途に対応しています。特に汚水や廃水の排出に適しており、耐久性とメンテナンス性の高さから多くの現場で重宝されています。
設置の際は、周波数60Hzの仕様であることを確認し、電源環境に合わせて選ぶことが重要です。また、口径40mmの配管に対応しているため、既存の配管サイズとの適合もチェックしましょう。
注意点としては、1.5kWや2.2kWのモデルでは吐出し方向の変更機構がないため、設置場所の配管方向を事前にしっかり検討する必要があります。また、定期的な点検を怠らないことで、トラブルの予防につながります。
| 使用シーン | ポイント |
|---|---|
| 工業設備 | 耐久性と安全機能が重要 |
| 建築・土木現場 | 設置の自由度とメンテナンス性 |
| 浄化槽 | 清掃のしやすさと耐腐食性 |
| 家庭用排水 | 静音性と信頼性 |
よくある質問(FAQ)
Q1: このポンプはどのような汚水に対応していますか?
A1: 清水から汚水、廃水まで幅広く対応しています。接液部は錆びにくいステンレスと樹脂で作られているため、腐食性のある液体にも強いです。
Q2: メンテナンスはどのくらいの頻度で行うべきですか?
A2: 使用環境によりますが、バックプルアウト構造により点検や清掃が簡単なので、定期的に(例えば3〜6ヶ月ごと)点検することをおすすめします。
Q3: 電源はどのようなものが必要ですか?
A3: 三相200V、周波数60Hzの電源が必要です。設置場所の電源仕様に合わせて選んでください。
Q4: 吐出し方向の変更は簡単にできますか?
A4: はい、小型モデル(1.5kW以下)であれば垂直・水平の変更が可能で、設置の自由度が高いです。大出力モデルは対応していません。
まとめ:耐久性とメンテナンス性に優れた水中ポンプの選択肢
今回紹介した水中ポンプは、清水から汚水、廃水まで幅広い用途に対応できるのが魅力です。接液部にステンレスと樹脂を採用し、錆びにくく耐久性が高い点は特に注目したいポイントです。また、吐出し方向を自由に変えられる新機構やバックプルアウト構造によるメンテナンスのしやすさも、大きなメリットとなっています。
さらに、自動焼損防止装置やLLT技術の採用により、安全性と耐久性がさらに向上。設置環境に合わせて選びやすく、長期間安心して使えるポンプとしておすすめできます。設置前には電源や配管の仕様をしっかり確認し、用途に合ったモデルを選ぶことが大切です。
これから水中ポンプを検討している方にとって、使いやすさと耐久性を両立したこのタイプは、非常に頼もしい選択肢となるでしょう。

これなら安心して長く使えそうだね
| ブランド | 寺田ポンプ |
|---|---|
| 価格 | ¥33,229 (税込) |
| ストア | ProShop伊達 |
